Lancia Delta HF integrale 16v (2001年4〜6月)
[最終更新2001/8/10]
数ヵ月前から、すでにYahooオークションで手に入れていた、ブースト計と
ブーストコントローラを、ガレサクで付けました。
ブースト計は日本精機製60Φの電子式、ブーストコントローラはBlitzの
Dual-SBCです。例によって、sakumaさんにほとんどの作業を行っていただきました。
どうもありがとうございました。
今回のミソは、エンジンルームから車内へどうやってケーブル類を引き込むか、
というところですが、sakumaさんの経験ではEVO2では助手席ドアの前のフェンダーの
裏辺りから引き込めるそうですが、運転席側は手が入らず難しいようです。
16vだとうまく行くかも知れないということで、試してみたところEVO2と違い、
問題なく引き込みが可能でした。
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エンジンルーム側
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運転席足下
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ブースト計とコントローラ
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ブーストコントローラはHKSのEVC等と違い学習機能はありません。
そのため、ECUからの配線などの処理は必要なく、ノーマルの
アキュチュエータへの配線とサージタンクへの配管のみです。
Dual-SBCにはブースト計機能もあるのですが、アナログ表示のメータも
欲しくて60Φのメータも付けました。これもピークホールド機能のあるものです。
バキューム圧はアイドリング時に400mmHg程度でした。
ブーストコントローラは思ったより簡単に設定できました。
sakumaさんの助言(アクチュエータはSR20DETのに近いよ)により、
GAINを20にセットし、あとはブースト圧設定を0〜100のどの値にセットするかを
決定するだけです。説明書に書かれたSR20DETの値を参考にし、しばらく試走して、
下記のようにセットしました。
もちろん、これは温度やギアによっても変わるのですが、だいたいこれくらいの
値となりました。また、最大ブースト圧を1.2kg/cm2に押さえるよう、
リミッター設定も行っています。
GAIN=20 |
メモリ1 |
メモリ2 |
メモリ3 |
メモリ4 |
OFF |
設定値 |
40 |
45 |
52 |
55 |
--- |
ブースト圧(kg/cm2) |
0.85 |
0.9 |
1.1 |
1.2 |
0.6 |
この結果、1速で0.9kg/cm2程度のブーストがかかるようになり、
加速感が良くなったと思われます。コントローラを付けたということにより
速くなったに違いないという意識を差し引いてもブースト計は以前より
高い数字を指しており、加速域でのトルクはアップしているはずです。
通常走行時はメモリ1の状態で十分な速さです。
この状態で、しばらく様子をみてみようと思います。
恒例となっている、allegro elefantinoのイチゴ狩りオフに参加してきました。
いつものように、日本平SAで集合して9台のデルタにボルボとレガシーで現地に
向かいます。
一昨年のイチゴ狩りでは、クラッチ滑り発生、昨年はマフラーのステーに
トラブル発生だったのですが、今年は何事もなく往復してきました。
ブーストコントローラの調子も良く、時々1.2kg/cm2のリミッターの
表示までブーストが掛っていることを確認しながらの往復の高速道路走行でした。
最近は、あまり写真を撮らなくなってしまって、今回もほとんど撮って来ません
でした、ごめんなさい。
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9台のデルタが 駐車場の隅に...
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いつものようにウダウダと
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てらみさん作 赤マルティーニ
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ジアラに乗るてらみさんから新築祝として赤マルティーニのプラモデルを
プレゼントしていただきました。組み立てていないのは私も持ってはいるのですが、
こんなに綺麗に作ることはどう考えても私には不可能です。
すばらしい作品をいただきまして、どうもありがとうございました。
非常にうれしいプレゼントに、イチゴ狩りの場所で思わず頭をぶつけてしまった
程です。
こあ2号と同時にMATSUさんから譲っていただいていたイワセさんの
フロントロアバーを取りつけました。結構大変だとは聞いていたのですが、
一人で作業をしていると、パーツを押さえることと穴位置を合わせるために
力を入れて押す動作を同時にしなくてはいけなくて、非常に苦労をして
しまいました。パイプが落ちてきて頭にぶつかったりしながらも、
なんとか装着完了です。
雨が降っていたので、試走はまだ行っていないのですが剛性感が上がっている
ことが予想される雰囲気です。
元々、イワセのFロアバーはEVO用として売られているものですが、16vにも
装着可能なようです。ただし、右側のバーと排気パイプとのクリアランスが少なく、
もしかしたらぶつかる可能性があるようです。MATSUさんからこのことは
聞いていたので、ハンマーでその部分を凹ませてから装着をしようと
思っていたのですが、そう簡単には凹まず少し叩いてみただけで、
結局そのまま装着しました。どれくらいの隙間があるかは写真では分かりにくい
かとは思いますが、1cm程のクリアランスです。
車に潜って長時間腕を上げての作業だったので次の日は筋肉痛でダウンしていました。
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これから装着するバー
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助手席側
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運転席側
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排気パイプとのクリアランス
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遮熱シート
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排気パイプとのクリアランス
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フロントロアバーと排気パイプとのクリアランスが気になっていたのですが、
やはり走行中に何かのショックがあるとぶつかっているような音がしています。
そのままでは気持が悪いので、まずはぶつかる際のショックを和らげ、
音がしないようにするために、緩衝材を貼ることにしました。
何か良いものがないか、ストリートライフで物色していると、使えそうな
ものが見つかりました。バンパーをマフラー出口の熱から守ったり、
電装系へのエンジンからの熱の影響を押さえたりする為の遮熱材です。
表面にアルミ箔が貼ってある1.6mmのサーモクロスです。
シール付きなのでそのまま貼ることができます。
取り説には、タービンやエキマニから3cm以上離すように書いてありますが、
まぁなんとかなるでしょう(きっと)。一応、1,000度の熱源から3cmの距離を
離せば使用可能だそうです。
試走してみたところ、通常の走行では少なくとも当っているような音は
しなくなりました。このシートのせいではないのですが、フル加速を
したときに、ボルト止め部分がずれてきしむような、ギリギリといった感じの
音がするのですが、それだけ車体が歪もうとしているのでしょうか。
もっとしっかりボルトを留めてこの音がしなくなるようにすると
しっかりするのでしょうかね...
こあ2号もタイベル交換の時期がやってきました。
kimkimさんの取りまとめで作成が開始された青い色の強化タイミングベルト
(通称、青タイ)をとうとううちの16vにも装着します。
これと同時に何台ものデルタで実施しているバランサーベルトの切断も実行です。
さらに、エンジンの振動が少し気になっていたのでエンジンマウントも含めて
B'sGARAGEさんで交換しました。
実は、B'sGARAGEの竹淵さん(ブチさん)にエンジンマウントの話をしたところ、
エンジンを少し眺めてから、"明らかにエンジンが傾いているから、
マウントがヘタっているのは間違いないですね。ほら、前から見て左側が
下がっているでしょう!"と、あっさりと言われてしまったのです。
もうこれは交換するしかないでしょう。
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交換したブッシュとベルト類一式
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エンジンマウント
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さて、タイベル交換、バランサーベルト除去、エンジンマウント交換が終わった
こあ2号に乗って最初の感想は...アイドリング時の振動が増えてしまった...
でした。バランサーベルトを取ったエンジンでは、振動が増えるのは当たり前では
ありますが、他の人のデルタでバラベルを取ってしまった車に乗せてもらったとき
には気にならなかったのに、自分の車では、まず最初に正直なところそう感じて
しまいました。
ただし、少し回転数を上げると別段振動は感じないので、走っている最中は
全く問題ありません。しかも、この文章を書いている現在は、実のところ
アイドリング時の振動のことなんて全く気にならなくなってしまっています。
本人が気にするか気にしないかの方が大きく効いています。
タイベルを替えてもバランサーベルトが無いので、ヒュンヒュンという音が
しないのは少し寂しいですが、これでしばらくは安心して走れます。
青タイにするとレスポンスが良くなると聞いていたのですが、鈍感な私には
街乗りでは正直、実感出来なかったです。
今回のタイミングベルトの交換時に、エアコンの高圧ホースもガスの滲みが
あったので交換しました。これで、しばらくはエアコンの効きも良い状態が
保てるでしょう。
this page is written by Toshiaki OKA (こあ)
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